ENGINE EYE 阿部嘉昭のブログ

メモ59

 
 
59
 
もつことを添える、といいかえて
枝たばを身の脇にかかえている
この枝にはわたしこそが副いつつ
縦ひとすじはほそく恋いあまる
 
 

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2018年04月26日 日記 トラックバック(0) コメント(0)

メモ58

 
 
58
 
おとめごのからだがやがて瓢箪形になり
おもうことのすなどけいがみたされてゆく
みているのだ瞳があまいわくらばなのも
たったひとつをふたつへひびかせていると
 
 

2018年04月25日 日記 トラックバック(0) コメント(0)

メモ57

 
 
57
 
このちいささは速さではないかと
蝶などを手にのせおもうことがある
おぼろな犀におちた気さえして
うれいだしたところへつげられた
ものの裏切りが大小の聖ルカとなる
定まらなさの一頭がみえていると
 
 

2018年04月24日 日記 トラックバック(0) コメント(0)

メモ56

 
 
56
 
ふかく山をもちいるものを杣といい
山にひそみあるものは仙というが
ときにより杣のうごきを仙がつつみ
芽を食むさますら女々しくさせる
髪も眼もわかみどりにみな染まって
くぼむ息だけ食へつながってゆく
 
 

2018年04月23日 日記 トラックバック(0) コメント(0)

メモ55

 
 
55
 
水にかかわるしごとをしているが
そのことをあかしせよといわれ
川床に足を置きかたちをつくった
からだが水と見分けなくなるまでの
さみしさをそらからみてもらった
 
 

2018年04月22日 日記 トラックバック(0) コメント(0)