西脇 ENGINE EYE 阿部嘉昭のブログ

西脇のページです。

西脇

 
 
【西脇】


眼鏡をしているいくつかの床しさをみて
ああ眼の位置がわずらっているとおもった
漂着のための表情は二重性のなかにあったが
奥のほうがてまえにけっしてむかわず
その意味で久遠につづく頭頂からの光の落下が
秋の皮膚をかんじさせるに充分だった
眼鏡の奥では感光そのものが階段となり
みえないことが、宝石のように壮麗になる
顔らしきものも蛋白のかがやきを明滅しながら
うつくしいの奥にうつくしいをひめつづけた
 
 

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2011年09月26日 現代詩 トラックバック(0) コメント(0)












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