琥珀 ENGINE EYE 阿部嘉昭のブログ

琥珀のページです。

琥珀

 
 
【琥珀】


あるとき厖大さの感触は
雨のあがった草はらでみた
数かずの蜘蛛の巣だった(盲目1)
めぐる風がかぎりないなら
風をつかむものもかぎりなく
蜘蛛の巣のやぶれもかぎりない
それでも飴いろのひかりをつかもうと
地上の一角が一斉にくちをひらきつづけ
わたしも一部ではなく一如として
よぎるべき身をとめられる(盲目2)
 
 

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2011年09月29日 現代詩 トラックバック(0) コメント(0)












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