川鉄 ENGINE EYE 阿部嘉昭のブログ

川鉄のページです。

川鉄

 
 
【川鉄】


川鉄が川崎製鉄の略称になるまえは
あさい川のながれのなかにたち
みずからの脛を赤茶けてみせるのが
ふるまいにおける何かの勲章だったようだ
脛をもてあそびながら眼前の時間が
つぎつぎと自分の後方に去ってゆくときの
異調から、やがて一本脚のみで身を支え
足から頭へと鬱血をえがいてゆくと
鶴の気分が生じ雪もよいの空も蒼かったが
からだだけ雲へ打たれる黄金釘になった
 
 

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2011年12月05日 現代詩 トラックバック(0) コメント(1)

 
先週後半からの身辺の多忙に
ようやく一区切りがつき
「日常」にもどった。

で、届いていた「詩手帖」年鑑号を
拾い読みしはじめる。
いろいろおもうこともあるが、

最敬愛する佐々木安美さんが、
アンケートの2に、
「阿部嘉昭ブログ上の一連の短詩」
と書いてくれたのが
ひたすら嬉しかった。

なお、ぼくは同号に
「中堅の詩法こそが詩的世界を飽和している。」という
長論を寄せています。
これが、「詩手帖」今号から敷衍される全体風潮を
どう複雑化しているかが気になるところです
 

2011年12月05日 阿部嘉昭 URL 編集












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