上州 ENGINE EYE 阿部嘉昭のブログ

上州のページです。

上州

 
 
【上州】


草の岸にかこまれた水門のうえであそぶ。
水の上という暫定をよりかるいものにするために
あふれる水明かりを皮膚に容れて
まだらとなるよう情をもってゆくのだ。
空間にひらかれたスカートをはいた罰として
関八州をとおりぬけるものみなを
脚の塔へふたりであつめる。きしむ。
たかさそのものを隠すカーテンとなって
ゆらり抱きあい、音をころしてさらに脱がす。
あたまのろうそくは消さないままに。
 
 

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2011年12月09日 現代詩 トラックバック(0) コメント(0)












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