想像的な自画像 ENGINE EYE 阿部嘉昭のブログ

想像的な自画像のページです。

想像的な自画像

 
 
【想像的な自画像】


どう口をあけているのかわからないやりかたで
あのひとは網をかけ大漁を唇のまえにかたりだす
いさり網からうきあがる鯛のつくりだす涅槃で
身近な中村がうごきごとに色わけされて
そこから書くことのたくらみが泡を突きあげる
誰が書いているかの虚構化がいまの小説だと
ざんこくな託宣が浪々の牙をむかわせて
そんなあのひと自身の魚を釣ろうともおもう
海よりもかぐろいとどろきをもつのではないか
けれどあるものは波になってはわたくしをこえた
 
 

スポンサーサイト

2011年12月22日 現代詩 トラックバック(0) コメント(0)












管理者にだけ公開する