通り雨 ENGINE EYE 阿部嘉昭のブログ

通り雨のページです。

通り雨

 
 
【通り雨】


訊くと、通り雨がおれの餌だと言った。ひとつところにとどまるなまずならそれも仕方ない。うまれて水中の弔意とよばれたものは水中の敵意となり、とまらない今をうつろいおよぐ。それはしかし遅いふるえだ。むろん水だけが気象でもない、かなたへと追うべきながれの雨は水上をよぎっている。
 
 

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2012年05月16日 現代詩 トラックバック(0) コメント(0)












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