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入浴詩集 ENGINE EYE 阿部嘉昭のブログ

入浴詩集のページです。

入浴詩集

 
 
廿楽順治さんのお手を煩わせ、
二月に立教でおこなわれた小池昌代さんとぼくの、
合同講義用プリントをネットアップしてもらいました。
「入浴詩集」、入浴体験をテーマにして
既存のすぐれた詩歌を集め、
それを手本に学生が自身の入浴体験を詩歌にしたほか、
詩作体験のある「詩人」もそれに参画した
一大詞華集です。

アドレスは以下。
http://nyuyoku.iiyudana.net/
ぜひご高覧を。

このアドレスは暫定的です。
いずれ、「立教文学部文芸思想サイト」にアップしてもらうよう
かけあいます。

その節、転載を快諾していただいた
SNS上のみなさんには、
この場を借りてお礼もうしあげます
  
 

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2012年06月20日 日記 トラックバック(0) コメント(1)

もともと2011年は河邉由紀恵さんの『桃の湯』、斎藤恵子さんの「女湯」(『海と夜祭』)ふたつのすぐれた「入浴詩篇」があり、それらが岡井隆さんのすぐれた入浴歌と化合して、おもいついた講義課題でした。入浴という、飲食・睡眠などとならぶ生活の根源では、自分の裸身の孤独と直面させられる。あるいは銭湯や共同温泉では「浮世」の眺めがえられる。そうした構想をフェイスブックでしめすと、柴田千晶さん田中庸介さん廿楽順治さんなどから、「自分も入浴詩を書いたことがある」と申告をいただき、それらと、発見したりご教示いただいた入浴詩をまずはプリントに入れ、最終講義参加者にメール配布、それで詩作をつのり最終配布プリントを作成した、という経緯でした。
 
傾向としては共同風呂を題材にしたものが物語化するのがおもしろかったです。学生にも秀作があった。ただし当日配布のプリントでは学生作品すべてを載せていましたが、ネットアップ編ではこちらは厳選をおこないました。

2012年06月20日 阿部嘉昭 URL 編集












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