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足摺 ENGINE EYE 阿部嘉昭のブログ

足摺のページです。

足摺

【足摺】


わが性を打って
枯海をゆくと
暫定が風に巻いている
わが性を叩き打って
夕闇を久遠と雁行すると
脇腹(ヘンな位置)を
乞食色の翼が暖める


昨日振り返って
今日は前を向いた
背後も祈祷の魔
むらぎもも推移
ほぐれるまでの
それだけ


胸の崖から
粉にした八角を
遠く放つと
この埼も足摺となって
木霊に円く抱かれた
停まる。


税が真の禾篇だった昔に
ひとの姿は鸞鏡に徴され
貧しさを神域に揺らす
日のゆらゆらの
没陽までの音楽


児すら小さな貧国では。


空に面目なし
森にはある
よってそこから
銛で空の鯨身を抜いた
(とある若さが
赤く聡明にみえて、


金属が周りを娶り
続々と箔になってゆく
(真向かう眼には
娥のごとし


厭だ厭だ
回収して歩くつもりが
やはり佇っている
鮫香るなか
暮れる尾長の気配に
わが水分一斗が
浅くふかく
玉を獲られて

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2008年01月29日 現代詩 トラックバック(0) コメント(0)












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