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五篇 ENGINE EYE 阿部嘉昭のブログ

五篇のページです。

五篇
































































(と)













(て)












【贋「即興詩 菜箸」】


菜箸を伸ばすと
鍋に野菜が
どんどん増えてくる
湯気のむこう
菊菜や菜の花
人参や太郎芋
大根の切口の
薄透明の地にも
野菜の錦絵が
女たちのように
しずんで
煮込むわたしも
あるちんぼるど
の舞姫だろう
(着物姿の)
流用転用悪用応用
その極点で
わたしはわたしを
絢爛に煮込む
わたしの菜箸が
菜箸のわたしに触れて
あらぬものも
不意に
掴む




他人や自分への書き込み欄に書いた
短歌・俳句・詩篇が
この二時間、日記サーフィンをするうち
アッという間に五つとなってしまった。
それらを散逸しないよう上に纏めた次第。

解説を。

ひとつめは「なにぬねの?」で
枡野浩一さんの短歌に書き込んだ柴田千晶さんのコメント
(石田波郷の句に言及したもの)に
僕が短歌を付けた。

ふたつめは僕の短歌に付けた近藤弘文さんの短歌、
それへのさらなるヴァリアント。
当然、ネタは押井「攻殻機動隊」シリーズ。

みっつめは僕の短歌に解酲子さんが短歌を付け
今度はそれに僕が俳句を返したもの。
2・3も舞台は「なにぬねの?」です。

よっつめは学生・瞳ちゃんの短歌に
僕が俳句を返したもの。
歌想と句想はほぼ同じです。

いつつめは森川雅美さんのお題即興詩「菜箸」に
僕が返した同題の(贋)即興詩。
4・5の舞台はmixiです。



なんか付け合いで
SNSの書き込み欄が
このように異常なことになっている(笑)。
詩がとまらない。
みんなヘン。

ただしたままんさんの書き込み短句・自由律は
「お下品」でとてもお返しできません(笑)



昨日は立教に採点簿を出しにいって
帰りの池袋ジュンク堂で
小池昌代さんとバッタリ。
小池さん、籠に数多くの本を抱えていた。
相変わらずの勉強家。

吊られて僕も本を買った。
俳句関連の書が多い。
虚子百句精読の本、
草田男の蕪村研究本など。

しかしジュンクの詩書コーナーは
思潮社本が我が物顔だなあ。

その帰りに小池さんとはお茶した。
このとき小池さんの旦那さんから
小池さんのケータイに電話がかかる。
鍵を忘れて、家に入れない、
とのSOS電話。
慌てて帰る小池おばさんは
まるで主婦だった(笑)。

その前、小池さんは
研究室の僕の机に
新詩集『ババ、バサラ、サラバ』(本阿弥書店)を
置いてくださっていた。

これは今日、電車のなかで読もう。

電車のなかで読むのは詩集が一番という
小川三郎さんの意見は徹底的に正しい。



今日は立教の試験監督。
立教の連絡が悪くて
あやうく依頼をスルーするところだった。
教師の詰所では
また小池さんのお姿を見るだろう

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2008年02月06日 現代詩 トラックバック(0) コメント(0)












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