酪 ENGINE EYE 阿部嘉昭のブログ

酪のページです。

 
 
【酪】


産道をころがりおちる焔の犬のように
くらい雪みちに身幅の管をつくりつづける

さきゆきがあるていどのかたまりとすれば
その内側を巣穴にするのも黄金なのだ

さしずめチーズに巣食う蛆虫、肥えふとり
破裂したみずからもろとも乾酪となって

酸と臭味で、味覚のおわりをつたえる
むろんそのおわりは天族の涯へひろがり

眼にも舌にも、管であるものが時空だろう
おおきく腐るチーズ玉が雨空にうかぶ
 
 

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2012年12月04日 現代詩 トラックバック(1) コメント(0)












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まとめ【酪】

  【酪】産道をころがりおちる焔の犬のようにくらい雪みちに身幅の管をつくりつづけるさきゆきがあるて

2012年12月05日 まっとめBLOG速報