放精 ENGINE EYE 阿部嘉昭のブログ

放精のページです。

放精

 
 
【放精】


廊下しかないながい家にすんでいて
そこで翅あるものの無数とゆきあった

幼年の場所をそのようにおもいだし
いちようとまだら、両方のなかにいる

空気の位をかえるのが翅の純粋ならば
翔ばずにうなりあげる微細もまた掬され

はかりだすもののないこの性のさわりに
あふれと消えだけがかたみを照らした

それじたいのひかりある紗の昼間
雪の舞いのうちへ雪はふり殺ぐ
 
 

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2012年12月12日 現代詩 トラックバック(0) コメント(0)












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