夜の大通 ENGINE EYE 阿部嘉昭のブログ

夜の大通のページです。

夜の大通

 
 
【夜の大通】


渋滞にまかれたバスからみたものは
あたたかい色でちらばる、無数の電飾

無数ということが眼のことなりとなって
ゆきすぎる個物のあいだに聖夜がむすばれる

かぞえきれない積載の多さで名辞がながれる
ため息をついたのだった今夜の名前、と

もしもぼくに西洋のむすめがいるのなら
脱自への願いをこめシミリとなづけた

性の睦みすら相似をもとにした譬えなので
雪のえがく奥行の、まぼろしがあわさる
 
 

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2012年12月20日 現代詩 トラックバック(0) コメント(0)












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