架空 ENGINE EYE 阿部嘉昭のブログ

架空のページです。

架空

 
 
【架空】


いつでも海上は雪をまとわないのだから
あるときは石狩の河口にゆくべきかもしれない

いないやつとかたることで問答というものは
距離をきたえあげるがそれで水平も割れる

雪をまとわないながれの帯を傍流とよぶのか
ならば肺の下部、架空のリボンははかない

きっと浜では永久停止する石を狩りあげる
いとしまない中枢の迅さがてのひらに響きする

ささげもつ曇り空もなにかの血のしたたり
水平をながめては一身の垂直を架けるだけだ
 
 

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2012年12月23日 現代詩 トラックバック(0) コメント(0)












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