雪の衝突 ENGINE EYE 阿部嘉昭のブログ

雪の衝突のページです。

雪の衝突

 
 
【雪の衝突】


こころのなかの足が空気をぐわぐわ蹴る
ひとがゆくとはこんなことでもあるだろう

ふぶきがうめいてふりかかる雪のすきまが
むきだしのぞうもつになっているはなやかさ

さかさが疾走してきて速さとは運動だけ
ではなく形象そのものだとも知ってしまう

とんでいる烏賊のおそろしさが夜にある
こころのなかの手を自分の腕骨につたわせ

あることは再帰においてなんらかの交接なのだ
そんなものが身のうしろへとちぎられてゆく
 
 

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2013年02月09日 現代詩 トラックバック(0) コメント(0)












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