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mixi規約改正問題 ENGINE EYE 阿部嘉昭のブログ

mixi規約改正問題のページです。

mixi規約改正問題

まずはmixi資本が一方的に通告してきた問題の条項を下に貼ります。




[利用規約全面改定]

来たる2008年4月1日(火)に、mixi利用規約の全面改定、mixi動画利用規約の一部改定、有料サービス利用規約の新設を予定しております。
新たに施行される各利用規約につきましては、こちら よりご確認くださいますようお願いいたします。

http://mixi.jp/rules_sample.pl

利用規約

[中略]

第18条 日記等の情報の使用許諾等

 1 本サービスを利用してユーザーが日記等の情報を投稿する場合には、ユーザーは弊社に対して、当該日記等の情報を日本の国内外において無償かつ非独占的に使用する権利(複製、上映、公衆送信、展示、頒布、翻訳、改変等を行うこと)を許諾するものとします。

 2 ユーザーは、弊社に対して著作者人格権を行使しないものとします。

[中略]

附則

 1 本利用規約は平成20年4月1日から施行します。
 2 本利用規約の施行前にユーザーによって行われた行為についても本利用規約が適用されます。



乱心、自殺行為としかいえない規約改正だ。

僕はたとえばmixi日記をもとに
ブログ本『僕はこんな日常や感情でできています』(晶文社)、
詩集『昨日知った、あらゆる声で』(書肆山田)の2冊を出しているが、
今後、そのような本を自ら出す権利など一切喪失し、
よしんばそのような本をmixiが出して「くれても」
僕はその本にたいし一切の対価を請求できない
--そういうことにまずはなるらしい。

物書きがmixiを草稿発表の場とする例も
僕の周囲には少なからずある。
その草稿すらmixiに一方的に奪われてしまうとするなら
皆が自衛手段として、
mixiを退会するしか手立てがなくなるだろう。
由々しき問題だ。

ということで、mixiにはただ無害なお喋りや嘆き日記の垂れ流し
--読むに値しない「残骸」だけが残ることになるだろう。

「書き込み」行為によるmixiの文芸化を提唱していた
一週間前の自分が滑稽なピエロみたいだ(笑)。

しかしこの衝撃的一報にたいする書き込みをみると、
いま最も心配されているのは、
mixiによる不当な著作物奪取よりも、
mixiの「勝手な」出版化により、
セキュリティが重大に侵害される、ということだろう。

たとえば、「友人のみに公開」という設定でアップされた
「顔入り」写真が
mixi資本の不当な介入により
撮影者当人や被写体の与り知らぬところで公開されたときの
訴訟もろもろの案件をmixiはどう処理するというのだろう。
明らかなプライバシーの不当侵害なのだから
mixiには一切の勝ち目がない。

もともとmixiは、友人招待の延長によって
閉鎖性を保証された社交空間だった。
そうした条件から生まれるセキュリティが信頼され、
利用者を拡大させてきた経緯がある。

そのセキュリティがいきなりゼロになる。
--ということは、mixiはこの乱心によって
自らの存在意義をも放棄した、ということになる。
ならば物書きのみならず、
普通にmixiにさまざまなものを発表したきた者も
退会に踏み切らざるを得ないだろう。

よく考えてみよう。
実はmixiは馬脚を現したのだ。
mixi内に出現したあらゆるものを
mixi資本が独占的に再利用できるということは、
mixi資本が「もともと」(「つまり現在も」)
それらを「監視」してきた、という事実の裏返しにすぎない。

mixiは自らの機能によって
セキュリティを保証していたつもりだったのかもしれないが、
すくなくともわれわれ「当人」のセキュリティは
「すでに」mixi資本にたいし危機に晒されていたわけだ。
利用者の愚民視、道具視。
mixi資本の傲慢な姿勢がいまやこうして明らかとなった。

この事実判明によって最も衝撃を受けるのは
「友人にのみ公開」の条件を遵守してきた者たちだろう。
彼らの「秘密」でさえ一切保護されていなかったのだから。

実際、きな臭い話をごくたまに聴いた。
中傷要素の入った自分の日記を
mixi資本によって勝手に消去された、という不平は
たしかにあったのだった。

これからとるべき手段は以下のように段階的になるだろう。

・改正規約第18条撤廃要求運動を全加入者的に組織する。
「どうせ」mixiは個々の日記を「監視」しているのだから、
それを逆手にとって、
利用者全員はたとえば毎日、mixi日記のタイトルと本文に
「改正規約18条撤廃をmixi資本に要求する」としるせばいい。
(むろん、mixi資本の個々の日記への「監視」が明らかになった以上、
その不信の念を動機に
現状即座にmixiを退会するのも自由だ。
ただしこのような「社会運動」が
こうしたSNS空間でいま機能するのか
「実験」してみる価値もあるのではないか)

・自分がmixiに発表したものが大切な者は
既存の日記その他をファイルにしまっておくなど
避難準備を怠ってはならない。
3月末日までにmixi資本が規約改正の強行突破姿勢を崩さなければ
加入者「全員」が、その直前でmixiから「ただ」退会すればいい。
mixiは加入者という「実質」を一瞬にして失い、
形骸化どころか壊滅にいたるだろう。
その後、依然としてmixiに加入している者は
社会性のない「バカ」とただ見なされることになる。

・つまり規約改正は
このような総意があれば
mixiの血迷った自殺行為に転ずるのは明らか。
なので「常識的には」mixiは規約改正18条を
自己撤廃するという流れが予想される。

こうした混乱を招いたことにより
mixi経営陣は退任・引責を余儀なくされるだろうが、
そうなった以上は利用者側からの責任追及対象も変わる。
mixi資本が日頃、
利用者のプライバシーをどこまで監視していたのか、
それをも情報公開せよ、と
利用者全員が突きつける、さらなる闘争姿勢が必要となる。
このときの判断によっては、
「mixi全員退会」の真の引き金が引かれるかもしれない。

・SNS空間の心地よさに馴染んだ者でも
「身を切られる淋しさ」など感じる必要はまったくない。
即座に利便性の高い、ほぼ同形式の新たなSNSが出現し、
mixi加入者の多くはそこに移行するだけだろう。
このようなクールな認識によってこそ、
これから加入者のとるべき行動が正しく規定される。
この点、お忘れなきよう。

さて、「社会運動」を募った以上、
この日記がmixi資本によって危険視され、
即座に消去されたり、
あるいは僕のmixi上の身分消去が起こるかもしれない。
そのときこそが
mixi資本の「監視機構の存在」とその「恐怖性」が
露呈したと判断する時期だ。
つまり僕のこの日記は一種の実験台。
消えたら、その事実を加入者に広める運動を起こしつつ、
バトン形式でmixi退会の動きを
加入者全員に波及させていけばいい。
mixiの理念とは加入者全員が
「友達関係でつながる」だったのだし。

さてmixi資本、この日記を見てるかな?(笑)



みなさんへ:
僕がこれまで書いた日記が消滅してしまうと
心配してくれなくても大丈夫です。
自分の書いたものは最近は外部ブログに貼ってあるし、
貼ってない古いものでもファイルに文書が入っているし、
その文書を外部ブログに復活させる用意もあります。

そういう位置にいるし、
mixi日記をもとに2冊の本を出したという「特殊例」でもあるから
あえてここでmixi資本を挑発してみました。

この日記を読まれたかたは
今後は自分の日記書きなどを自制して
とりあえず毎日、
「改正規約第18条撤廃をmixi資本に要求する」という一文を
日記のタイトルと本文に書いて
アップをつづけてください。

この日記アップのあと、
朝がきたら
とりあえず僕から先頭を切るつもりでそうします。
誰かがすでに別のところで
そんな運動を開始したかもしれないけども

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2008年03月05日 日記 トラックバック(0) コメント(0)












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