無数について ENGINE EYE 阿部嘉昭のブログ

無数についてのページです。

無数について

 
 
【無数について】


列があれば参列する
むすうとなるため

この地では遅れが生じている
たがいが気圧ということだ

かききえるうごきは
うごきのなかの逆流だから

みあげる鳥の群れがこわい
そのなかの不測の一羽が

そうだ一羽から話がはじまる
ふでの鳥影を放つ特異について

迅速を知られてはならない
だから列も員数をかくす

散弾のようにひろがるので
みしらぬ眼に掃射される

やるせない一点からくずれてゆく
その直前に見返るすがたがある

もやしかえすのは事故の一点
ほんとうに無尽なのは

ならぶものに超えて生じる
よこからのつよい接触だ

きえたあとのひかりがきえない
むすうをかぞえさせるため
 
 

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2013年05月09日 現代詩 トラックバック(0) コメント(0)












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