日録 ENGINE EYE 阿部嘉昭のブログ

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日録

 
 
【日録】


おもいだして日に日にとつづれば
日々のあつみがほぐれてゆく

ひとつひとつ日は内部で、その肉に
からだと過去がともにむすばれていた

ありつづけた日は日記されていたから
書くことはうすまりにうすさを付す

それらが日を継いでいるのなら
ものは日記のなかにほそまっている

ほそいことと影がかよいあうのも
日の質ではなく文字によるのだろう

日にわけられたしごとははらわた状だが
はじめとおわりがつながれば分離がきえる

それでも交叉したかんがえがわすれられず
ある日をうでに想い、そのうでがぬれている

ひと日とよんでみるその日は
ひとのようすをしている

これはゆめをいざなう擬人法だが
その抱擁で日になるじぶんのすがた

めぐり書いたというべきなのだろうか
じぶんとそれ以外のほかなにもない
 
 

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2013年06月06日 現代詩 トラックバック(0) コメント(0)












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