散文3 ENGINE EYE 阿部嘉昭のブログ

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散文3

 
 
胸のまえに真珠玉をおろしていて、球面にうつる光景がじぶんをふくんでいる。そこにあふれているみずからのはだいろは光暈と区別がない。じぶんをみながらあるいている夢遊だから、在ることのくずれをひろってゆく乞食からほどとおい。さらにおんなを加味してみる。乳房は真珠玉の映りをさらにふさいで、自同がとじゆく扇となってゆく。みずからによってこそ足りないこと、爾後をかんがえずに不足をむきだすあのひとたち。ゆきかいながら、あのあわい真珠玉をもぎとる来季があるだろうか。夜の通りはきらきらしている。
 
 

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2013年07月25日 日記 トラックバック(0) コメント(0)












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