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散文22 ENGINE EYE 阿部嘉昭のブログ

散文22のページです。

散文22

 
 
ふるい夏帽子をかぶり、おもいだす頭蓋もふるくする。禾の字の風情で汽車にのり、低水をわたってゆきたいのだ。やがて夏帽子が車窓からとぶと、みはるかす木立の尖ざきがすべて帽子を負い、おまえの禾はどれか問うだろう。けいるいを捨て、八月尽には北地へひそむはずだが、ひかる禾はそのかんを地形となるべくあふれかえる。
 
 

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2013年08月22日 日記 トラックバック(0) コメント(0)












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