メモ19 ENGINE EYE 阿部嘉昭のブログ

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メモ19

 
 
詩作の暗色はみずからの死に顔を想像することからきざす。あおむくそれは天から放逐され、うすぼけていった果実におもえる。その瞑目も、あったまなざしが眼前のすべてをやわらかく中和していたすがたすら、ひらたく鎖すだけだ。盛夏のおわろうとするいま、はるか奥の秋がすけて、よわい木漏れ日のもと黒ずんだおおずみをひろいゆく分身のさまよいまでみえる。ならばたくさんある顔のひとつがやはり自分なのだ。
 
 

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2013年08月23日 日記 トラックバック(0) コメント(0)












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