メモ26 ENGINE EYE 阿部嘉昭のブログ

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メモ26

 
 
ふだらくとかいのように、記憶が実在になってゆく逆行がすきだ。身のまえの経緯を逆行とかんじるときに、じぶんのからだからなにかがこぼれおちていて、それでもその漏刻がただしく作動しているのか否かわからないゆたかさがある。おもうのは、どうして一方向にひらけている空間がひろがっているのかということ。たとえば夕方という語をも「方」があかるくえぐっている。そうしてゆくさきのにじみでている時間の助けで、記憶もろもろは実在になってゆくのだから、西空でさえ郷愁であるまえに寸刻のこころにながくきえる逆行だろう。
 
 

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2013年09月09日 日記 トラックバック(0) コメント(0)












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