メモ28 ENGINE EYE 阿部嘉昭のブログ

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メモ28

 
 
このごろ、というときの思いのつながりには、ひとつのおなじ風がみちている。あるいはわたるおなじ風こそが、このごろをつくりあげている。筒のなかのひかりにはいっているようなものだが、おなじ照りかえしに憩うからだは、あらわれてくる異なりをするどくいなむ。いんとれらんすとはそんな堅い立ち姿だ。みなみにもどって竹群へはいると、このごろの気味わるさがあおくならび、たがいにそよぐ。おまえの筒とわたしらの筒はちがうだろうと脅しされる。このごろというのは情けのうえでは、日々そのものでなく、日々を泣くことへまで踏みだしてゆく。あおく着ているぼろのすきまを、ひかりがむごくとおる。
 
 

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2013年09月11日 日記 トラックバック(0) コメント(0)












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