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改行文7 ENGINE EYE 阿部嘉昭のブログ

改行文7のページです。

改行文7

 
 
もうじき立っているここが
十月の国とみわたせるようになる
ほそい葉がかがやきながら
萩のさみしさもかしぐ
みじかいものがみじかくちぢみ
まがるむすびをむかえるとき
そのひとつきは翅を散りしいて
ゆくひとを待つあぶない底にかわる
あの峯でさえとおさをほどく
むこうへつなぐ露がこわいのも
すべてとなりがすきとおるからだ
十月の国ではおとろえがわたりすぎ
じぶんの身だけを湯殿とかんじる
季節そのものがおおきな漏刻となって
さまし湯のように草生の端をひたす
 
 

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2013年09月12日 日記 トラックバック(0) コメント(0)












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