FC2ブログ

散文34 ENGINE EYE 阿部嘉昭のブログ

散文34のページです。

散文34

 
 
ほのあかるむ部位がひとにはあって、もろはだをぬいだ肩のかたちにそれをかんじる。そこでは尖端と途中がまざりあってそのまま肌のながれをなし、ほとんど余人とかわらぬ骨のささえながら、やはりそのひとのみの在をしずかにつたえている。ひかりが手をおいているのだから、そこだけが秋のなかおんなのようになげかう。その天とふれあう秤ふたつが首をたてて、とりわけ肩越しの構図ではかたちの肩が相の顔とおよびつくす。なで肩とみえるほそい彎曲は、すくなさにひとすべてをみちびくものとして、やがては神韻となる。
 
 

スポンサーサイト



2013年09月25日 日記 トラックバック(0) コメント(0)












管理者にだけ公開する