散文41 ENGINE EYE 阿部嘉昭のブログ

散文41のページです。

散文41

 
 
浦のカーヴにさしかかると車窓からくびをつきだし、前方に列なる車両がのびまがるすがたをかならずみた。蛇身とか蛇腹とか、ならいおぼえたことばをあてて、そこにすすみのかさなりをかんじた。まどのいっぺんにみえるのが、列車というれんぞくがすき。おなじ年頃のこどもの顔がとある窓からこちらへふりむいている、しろくちいさな予感があって、それでもそのみえがたい小円はひかりの反映で、傍らの海にこそ属しているはずだった。
 
 

スポンサーサイト

2013年10月19日 日記 トラックバック(0) コメント(0)












管理者にだけ公開する