散文43 ENGINE EYE 阿部嘉昭のブログ

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散文43

 
同道すると相手のすがたをそんなにみない。より奥へむかう一体感だけが、むこうへふかみへと足されてゆくだけだ。枯草があり淀みがあらわれ日のかたむきがあふれる。それら個々が自分たちにもなり、ふたりであることがふたりのまま透ける。うつりゆくひわいろのならびは鶸のひとみのなかへこそ炎えて、やがてはそのまぶたまで閉じられる。だから最後の同道といえばうすく、秋にたいして横にこぼれている。
 

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2013年10月23日 日記 トラックバック(0) コメント(0)












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