対幅3 ENGINE EYE 阿部嘉昭のブログ

対幅3のページです。

対幅3

 
 
【対幅3】
 
 
そんなにのべつ炎えてもならぬのだが木橋の火事にはいちど遭ったことがある。あさぎりがあたりをこめていたが、川をいだく振袖がねじれてよわい紅蓮をおとすようだった。やがてみのもが映りとなる烈しさが音を帯びて、焔をわたれとそれが聴える。みのたけが劫火にほそまりながら、けしきの経文をうけてなびきつづけていた。おんがくがひっそりしずむまで。
 
犀群にゐて虹の根を顕たすかな
 
 

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2014年03月25日 日記 トラックバック(0) コメント(0)












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