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薙ぐ ENGINE EYE 阿部嘉昭のブログ

薙ぐのページです。

薙ぐ

 
ふくざつを排すのは
なぎゆくこの身だ、
身を文にひたして
百草を編まず狩り倒せば
みなもの地紋が
足からのぼりだして
一身が炭酸の塔
風路ともつながる
そうなれば愛す身は
対象のうえに剰り
接線を崩れてゆく
コンナ愛シカタ
植物の昆虫にあったか
世に八角形のものを
めざとくみつけては
蜂の尾を振る
振って小さすぎる
水滴を頭上に爆ぜる
お前だ蜂角形
部分の植物は薙ぐ
 

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2008年04月27日 現代詩 トラックバック(0) コメント(0)












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