杖 ENGINE EYE 阿部嘉昭のブログ

杖のページです。

 
 
【杖】
 
 
くりかえさないひけつは
まるくあゆみながら
たいくつのたすけをかり
おもう中心をずらしてゆく
からだのよわさかもしれない
井戸が周にちらばる土地で
ひかるものは石のなかにある
ダウジングのもたらす震動音を
ひとの詩のはじまりにいつも聴き
みずからをずれてならぶ鉱脈が
かたちの音階を奏でだす
もどるためにこそ杖はあり
すべてはじまりも再開にみたない
えいえんは乱視のようなものだ
となりにしらない色がまざり
幾春別だった雪の名もうつくしい
からだの杖が脚をこえて背丈となり
めぐりをむしろささえるからだで
うるむ空洞をあるくようにする
みえずくりかえさず詩をえてゆく
 
 

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2015年01月12日 日記 トラックバック(0) コメント(0)












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