嚢 ENGINE EYE 阿部嘉昭のブログ

嚢のページです。

 
 
【嚢】
 
 
嚢、ということばは
おなじふくろでも
紙などにはつかえず
そこにひふや肉が
かならずまつわってしまう
ふるい酒をいれる革嚢や
とおいこころをいれる詩嚢が
なかみのあるものの風韻を
たたえだすのはふしぎで
からだが鳴る破れ袋としても
嚢ならばかすかな色をおび
からだへさまざまわけいって
おのれを百の形式にするだろう
それでも中断が嚢となった
ゆきおろし中の寝釈迦ポーズ
そのうすみどりを平屋根にみた
あわれ内に人をたした肉が
色身を幾重にもつくりなして
しごとへそらをいれているのだ
たかさをふくらませようと
 
 

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2015年01月29日 日記 トラックバック(0) コメント(0)












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