隙 ENGINE EYE 阿部嘉昭のブログ

隙のページです。

 
 
【隙】
 
 
ゆきぞらへとみちびいてゆれる
電線のあいだをみあげている
そのあいだはめつむろうとするが
むなしく催涙性をふるうだけだ
すべてあいだは伸び縮みして
地吹雪のちりめんを織りあげる
だからすきまをとびかっているのも
ただすきまに似るものではないか
みれば並行がくったくしている
並行であることがさいなまれている
わたしたちの髪ならすじをながし
すみやかにまだらのゆきで湿られて
ゆきよりもよわいリフをする
かんがえないとかんがえながら
あるきつつおもうからだのすきま
どうじに二頭の馬に乗りうる神性が
くらいゆうべをとおざかってゆく
はなれだす軌道がそのまま世をひろげ
電線にはありえないおうぎをひらく
わたしらの迂闊な隙をおきざりに
 
 

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2015年02月02日 日記 トラックバック(0) コメント(0)












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