北大短歌第3号
ぼくが顧問をつとめる北大短歌会発行、こんどの「北大短歌」(第3号)は「性愛短歌」の特集だ。万葉から現代まで編集部が苦心して作成した「性愛短歌」のアンソロジーを誌面掲載にさきがけてメールしてもらったが、性愛テーマの口語短歌の「開放性」に食指がうごかない。それでそのアンソロジーをネタにするのをやめ、大辻隆弘さんを考察対象にした。とはいっても『水廊』『ルーノ』『抱擁韻』、初期の三歌集のみだが。大辻歌集を読み返したら、以前ノーマークだった歌にもさらに付箋がつく。貴重な再読体験だった。しかもことの性質上、岡井さんの性愛短歌も再チェックした(簡易ノートが役立つ)。14時から執筆準備(短歌の転記)、16時から執筆、20時半にセルフ校正までふくめ執筆を完了した。依頼の3000字にたいし6000字超。まあ大丈夫でしょう