埒 ENGINE EYE 阿部嘉昭のブログ

埒のページです。

 
 
【埒】
 
 
この世、ということばの幅は
とおく白木蓮などの咲く
かこいのひろさと照りあう
もんなかの公園でこの世へはいり
うるみをますかぜにつつまれ
この世をとけたくわたしはなった
もとよりおとこのしずくなど
けいしょうには要らぬものだが
肩においた手がその場からくずれ
おんなをふりむかせることはできる
いたのにいないこの感触によって
この世のシフターがあの世へかわり
この世をとけたわたしにはなった
らちを馬場のかこいとしたとき
ふらちがぶきみなふくみまでもつ
みえなさをもって了するのみだ
ふれたならばひどくぬれたと
おもわせるからだがばけもので
ふらちのわたしはくずれつつ
もくれんのしたを水難している
 
 

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2015年03月23日 日記 トラックバック(0) コメント(0)












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