李下 ENGINE EYE 阿部嘉昭のブログ

李下のページです。

李下

 
 
【李下】
 
 
とおいこもれびのなかをすぎ
こちらへとむかってくるひとは
着衣であってもはだかみにみえる
いぜんそうしるしたことがあったが
そのわけをかんがえはしなかった
からだの凹凸がしるくかんじられるとか
あらわれのなりゆきがひとつの
黄金におもわれるというきもちだったのか
いずせにせよ身にまとわりつくひかりが
さだまらずこまかにうごいてみえると
輪や短冊やまだらが刻々あるきにうまれ
眼路のなかのながれるような中心を
はだかみへとほがらかにわけへだてながら
ひとをかこいのもとの外にしたてあげた
おとよりもさらにゆっくりちかづいてくる
こころをそうざわめかせきづくのも
李下のかんむりとしてなおも髪がゆれる
はだかのそとがわのうつくしさだった
 
 

スポンサーサイト

2015年08月26日 日記 トラックバック(0) コメント(0)












管理者にだけ公開する