『束』完成! ENGINE EYE 阿部嘉昭のブログ

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『束』完成!

 
 
ぼくの新詩集『束』(思潮社オンデマンド)の、アマゾンでのオンデマンドサーヴィスがいよいよ始まった。亀岡さんからその連絡を受けて、さっきまでアマゾンの「ギフト」機能をつかい、パソコンでの献本作業に追われた。疲れた。
 
詩集が完成すると、いつも迷うのが献本先。以前同僚だった小池昌代さんは、「読んでもらいたいひとに送るのが一番というか、結局それしかない」と言っていたが、送りだすと、どうしても詩壇的な配慮が出て、謹呈数がふえてしまうとも溜息をついていた。まあ、それは通常の詩集が特殊形態の出版だから起こることだ。出版費用を自己負担するかわりに、著者もちの冊数も多く、送料と手間を度外視すれば、本代金についてはタダだからだ。
 
オンデマンド出版になると勝手がことなる。出版にかかわる自己負担が比較的安価なかわりに、献本にさいしては、一冊一冊、アマゾンで自己注文をするかたちの「買い上げ」をしなければならないためだ。送料だけが、送り先住所を指定する「ギフト」機能でタダになる。というか、オンデマンド本には、本体価格のほか、造本代、送料があらかじめふくまれている勘定なのだった。だから「ギフト」機能を駆使するほかないのだが、やはり「買い上げ」代が自己派生するのが痛い。
 
けっきょく本屋にもならぶ可能性のある通常の詩集出版にたいし、商業的にはネット上にのみ存在し、オンデマンド後に「書物」として物質化するオンデマンド出版では、献本にあたりなるべく謹呈数を絞りこまざるをえなくなる。通常詩集が150部程度の謹呈なのにたいし、オンデマンドでは30部ちょっと、というのがぼくの基準だ。
 
アマゾンは便利で、過去に謹呈したひとの住所が一覧で出てくる。のこっているのは去年、『陰であるみどり』を謹呈したひとのリストだ。今回の『束』ではそれを活用したほか、今年、すばらしい詩集を恵投してくれたかた、さらには具体的に会って、酒席をおなじくしたひとなどを加えた。結局50人ちかくに送ってしまったかもしれない。
 
去年『陰であるみどり』を送られたおぼえのあるかたへ。いちおうアマゾンの表示では、あす(木曜)中に届く由。期待して待つひともいるかなあ。まあ、なんとか「現代詩手帖」のアンケートの〆切日には若干の余裕をのこして間に合った。去年の『陰であるみどり』はおそらくアンケート送付の〆切日ちかくに知己に届いたはず。回答まえにぼくの詩集を書きくわえてくれたいくつかの厚情には感謝したものだ。多くのひとは③に『換喩詩学』をしるして、詩集については読んでくれなかったようで、自分いがいの要因による詩集完成の遅れを恨んだものだった。
 
詩集を送られないだろうが興味がある、というかたは、アマゾンで「阿部嘉昭」を検索してください。まだ出来たてのほやほやなので、著作一覧の2ページ目に出てきます。注文していただければ本当にうれしい。
 
詩集の現物はぼく自身まだ手にしていないのですが、入手したあとの書影のFBへのアップも下手なのが、われながら気が重い。あす以降、『束』のとどいたどなたか、ぼくのかわりに書影アップしていただけると幸甚です。そう、PC音痴のぼくは、アマゾンでの書影をペーストする画像処理ができないでいるのです。
 
 

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2015年10月21日 日記 トラックバック(0) コメント(0)












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