ヨブ未満 ENGINE EYE 阿部嘉昭のブログ

ヨブ未満のページです。

ヨブ未満

 
 
【ヨブ未満】
 
 
ゆうがたでの角度によっていちばんぼしを
かじっているようにみえる遠景があるだろう
ひげがなにかでこころよわくぬれそぼって
よこがおのある位置が空ひくくめじるしとなる
そこらからしずやかにたちのぼりたいのだ
はげんだもろもろにひそむほしぼしの配列も
はしごにされてくらい空へと架けられた
へびにはない揮発念慮をにんげんがたもつのも
蒼い髪がそらへなびききえるためだというが
できればひとのにくたいをあわくさだめて
うつりをおのがからだにふやしたいのだった
左右をひくと心にかわるあやとりがきれい
それが上下ならばかけはしは身代わりでのびて
やはりそんざいがじさつをふくむじゃないか
イエスでは縦にされたからだが横へおちついた
むろん再帰はそれじたい咎などをふくまない
みずからへと傘をさしかける強風でのあゆみも
フードでまぎらわすゆきのふゆにはなかった
ゆく橋をおわりとし讃美しつつことほぐと
とまっていたのがいつからうつりだしたのか
もうはやものおぼえすらくずれだしていて
このまずしさをひとにいだかれたいとねがう
あみこまれたくちなわをほどかれるように
うつりのなかにこそおのがおうごんがみえる
うちがわそとがわこれらがひとつのうちで
家族もただひとりゆえほどかれるのもたやすく
くちをてらしあげるとおいいちばんぼしが
あえぎをおそくしようと腐臭まで放つが
いまだヨブではないしヨブのがまんもたりない
みずからをけすエクランがほしいなどとは
ひとからのさつえいをあてにしすぎているのだ
はるのゆきがやんでねどこのなさをうつり
ときにとまって残心を身のうしろへかまえる
 
 

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2017年04月14日 日記 トラックバック(0) コメント(0)












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