増殖技師 ENGINE EYE 阿部嘉昭のブログ

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増殖技師

 
 
【増殖技師】
 
 
すがたみをうしろからささえ
身をかくすようにしながら
はなのこまかくほころぶ
中腹へかまえるけはいがある
もようがはかなくあつまっても
よくみればズレのわかるのは
とおくても位置のあるゆえだが
あれはなんのあきないなのか
はじめ照明か証明だとかんがえ
さらには不穏な集光発火を
わかりきった世のどこかへと
なげかけているのだろうか
そう畏れをおぼえたりもした
ささえるのが肌を明うする
詩のためのレフ板とするなら
わざおぎもちかいはずだが
えいがなどそこにみあたらない
たたずみの消えかかっては
ふうけいをそのなかにふやす
たくらみだけがけいぞくし
まがったりくずれたりしても
せかいの風はあるがままと
たわまずにしらしめているのだ
しんじつが短冊型にならび
まざりあわないとおいながめが
その場所を起点にひろがって
絵のことすらもかたるから
みえないものがみえるさまは
きれいだとさえいいそうだ
あるだろうひとは孤老で
むれからはずれしかもくらく
撚糸のようなからだをして
わたわたわたと裂けてもいる
すがたみのうらはせまいが
みられないあんねいもながれ
鏡面としてはるかをふさぐのは
こころもちなぐさめまでつたえた
 
 

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2017年06月30日 日記 トラックバック(0) コメント(0)












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