舎利
【舎利】
義人たろうとまなざしすると
うすじろく顔がわくどりされて
およそはひとみのものとかわった
すわったとまり木には引き場がなく
ずらしてつみあげる煉瓦のコツを
日の建築というおもいいれでかたり
どちらもなくあいだがさぐられた
詩価をたかめられたことばには
とおく副え木もささえられた
あれがひとのいたす橋のおわり
みつがながれ、てのひらをなかす
飴にもましたこの星があるのだ
めのまえやわらかく舎利をおぼえた
このしたやみをのべるように
まばたきのなかまでもみつめた