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十三句 ENGINE EYE 阿部嘉昭のブログ

十三句のページです。

十三句

 
耳畳み蜩聴かず幹に凭る



天上は女だらけに大火かな



静脈の透くことありし夜の雷



忘八に似る忘我にて葵枯る



炎あらば双葉ををみな二匹にせむ



水難を女難に代へて接岸す



パライソは孕む同胞(はらから)ひかる原



行く雲ををみなに見たり今日の繭



わが女声閉づるがごとく本を閉づ



脳幹に喜女顕ち以後を翁かな







吸盤の付き弱まりてあの世乞ひ



転写、八月の終りは長く銀貨舞ふ



をみならがつどへば母の疾風(かぜ)湧けり





夕方、女房の帰宅待ちで時間があまってしまったので
「なにぬねの?」コミュ「時かけ」「不思議の国のアリス」に
一挙に十句を出す。
粗製濫造かもしれない(笑)。

ついでに、最近つくった句(●以降)もここに掲げました。

「吸盤」は「なにぬねの?」柴田千晶さんの日記に書き込んだもの、
「転写」はmixi小川三郎さんの日記に書き込んだもの、
「母の疾風」は自分の書いた三角みづ紀さんの詩集評に成した句です。

しかし気分が沈滞しているときに句作は良いですね
 

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2008年08月29日 現代詩 トラックバック(0) コメント(0)












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