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まだ松の内なんでバカバカしいお話を・・・ ENGINE EYE 阿部嘉昭のブログ

まだ松の内なんでバカバカしいお話を・・・のページです。

まだ松の内なんでバカバカしいお話を・・・

 
いきなり、ですが、
TV画面に意図せずして出るかも、です。

じつは1月4日から本日(6日)まで
50肩の女房と、恒例の湯治旅行に行ってきました。
場所は群馬県四万温泉。
で、行きの長距離バスでハプニングが起こったのでした。

何とそのバスには、
テレ東「土曜スペシャル」のロケ隊が同乗してきたのです。
略称「土スペ」は、老人趣味であるウチの夫婦も
ゆっくりとした脱力進行と味のあるナレーション、
独特のヤラセ文法と、鄙びた味が素晴しいと
かねてからフェイバリットな番組です。

その4日当日は、「(元バレーポールの)大林素子さんと
お母さんをゲストに
このバスに同乗させていただいてもよろしいでしょうか」と、
四万温泉観光係のひととロケ隊に
バス出発前、とつぜん切り出されたのでした。

むろん当節は肖像権もあるし、
場合によっては人目憚る愛人同士のカップルもあるかもしれないし、で、
そりゃ懇切丁寧にスタッフたちは撮影許可を
バスの個々のお客さんにとっていったものでした。
やがてオールOKとなってバスには大林母娘も乗り込んでくる。

このとき僕がアホみたいにスタッフにたいし
「番組、ファンですぅ」と素人ぽくいったことから問題が勃発。
番組適応性が高い「安牌」と目されたのか、
われら夫婦は「大林さんがバスで親しくなった同乗者」へと
急遽仕立て上げられることになってしまったのでした
(と被害者ヅラして書いているが、実は嬉しかったりして)。

この「土スペ」の番組副題は、
女房がスタッフ所持の台本を盗み読んだところでいえば
(仮題だろうけど)、
「関東近郊 冬におトクな直行バスで行く温泉宿の旅」。
つまりここでは、直行バスがいかに便利かを
乗客の誰かに語ってもらいたい裏事情もあったらしい。

むろんウチの旅行は女房が大体、旅行日すべての計画を立てる。
泊まる宿、宿を拠点にしての昼飯の場所、ウォーキング。
女房は、吾妻線沿線中之条からバスでしか行けない四万温泉は
新幹線を使っても交通アクセスが悪い、
安くて速い長距離バスが一番、
と事前にネットで調べ僕に確言していて、
これをスタッフにもそのまま得々として語ったところ、
渡りに船とはこれだったのか、
「まさにそのことを大林さんにも話してください」となって、
「大林さんが社内で知り合う乗客」に
あっさりと仕立てあげられたのでした。

僕はというと、
ご夫婦でご旅行なら女房ひとりで画面に映るのも不自然、
ということになり、
女房の隣の席にちょこなんと坐る羽目とも相成った。

バスは関越自動車道を進行。やがてちょうどいいタイミングで
大林さんの適格な問いかけをきっかけに
女房が得々と、「長距離直行バス旅行」の利点を語りはじめる。
これが、信じられないほど淀みない。
女房が必要最小事項を大林さんにたいし
フレンドリーに語りきったのち、
大林さんが「旦那さんは?」云々と僕にも話題を振って、
撮影隊のカメラも僕にパンしてしまった。
「ゲ、モロ映りした」と僕自身、少々ビビった。

この一聯の映像は「土スペ」の通常文法でいえば、
たぶん編集カットされずに使われるとおもう。

しっかし、大林素子さん、いいひとだったなあ。
全日本女子バレーボールのエースアタッカーという前身からして
身長一メートル八十センチはゆうに超えてるともおもうけど
ぜんぜん威圧感がない。気さくなのだった。
お母さんがつくってきた、
という設定のおにぎりをバス中で嬉しそうに食べるわ、
僕らがすぐ理解できると踏んだのか、
番組の「ヤラセ部分」を茶目っ気にあふれ
こっそり打ち明けてくれるわ、で
女房などは終始ニコニコだった。

この大林さんとは不思議な縁もできた。
じつは4日当日は宿につくのが早すぎてチェックインができず、
近所にある重文の薬師堂を女房とフラフラしていると、
先にチェックインしていた大林さんたちが
そこにも撮影にやってきて、
出会いのあまりの重なりに、大林さん自身が
「エ、仕込み?」とおもわず本音をいって、
スタッフたちが「ちがいます、ちがいます」と否定し、
それで大林さんが改めてお礼の挨拶をしてくれました。

翌朝も宿を出てウォーキングに行ったわれわれと
地元名品直売所で撮影していた撮影隊が偶然出くわして、
大林さんのほうから「あ、またお会いした!」と声をかけてくれ、
さらに撮影の様子を見物する許しを得ながら、
女房と大林さんが親しげに会話をしたり、
という成行ともなって--

とうとう女房が大林さん・女房・僕の3ショットを
撮ってほしい、とミーハーにも切り出した。
僕は映画の仕事を一応しているし(ま、女房もそうだけど)、
あんまりタレントさんの前で騒がないよう心構えができている
(実は詳しく書くつもりはないけど
石田えり事件と称されて、映画の演技事務に
さんざん笑いのネタにされた映画現場の経験もあったりもして)。

まあこのときは撮影班の録音さんがその3ショットを撮ってくれた。
撮られた画面をみると、大林さんが高い背をかがめて、
僕と女房のあいだに顔を置いてくれた見事な記念写真だった。
僕のケータイ電話でのフォト。
ところが僕はまだこのケータイに買いかえたばかりで
写真の扱いに慣れておらず、間違えて消去してしまう。
撮影隊は次の場所に移ってしまい、もう後の祭り。
この事実が判明したのちの女房の愚痴といったら。

それから女房、急に不安と後悔をも口走りはじめた。
じつは大林さんの実物はものすごく細い。
それでもテレビ画面では「適格な」物量感で画面に映る。
となると女房のほうは、
テレビのなかでエラく太く映ってしまうのではないか。
「どうしよう、どうしよう」。いまさら遅いわいっ。

大林さんが四万温泉を訪れた際のエピソードは
翌日も温泉のいろんな場所で聞いた。
「やっぱり飾らないひとだなあ」とおもったのは、
翌日、いかにも温泉遊戯施設的な
四万名物のスマートボール場(「柳屋」)に
(撮影オフ時間に)大林さんがひとりで遊びに来たと
スマートボール場の女主人から聴いたときだった。
一般ピープルのなかに混ざることも嫌わず、
温泉の娯楽の中心をちゃんと射当てているではないか。
タレントである前に、一介の旅行好きなんだなあ。

さてこの「土スペ」のOAは
今度の(一月)十七日(土)、19時から。
僕の顔は編集でカットされるかもしれないが、
たぶん僕の女房の顔は確実に映る、とおもう。

女房の「横に爆発した顔」を興味本位でも見たい、
という人はぜひ、ごろうじろ。
僕も編集次第によっては映るかもしれないし。

大林素子さんとそのお母さんが
群馬の四万温泉に長距離バスで赴くパートです。
むろん我が家では録画してDVDに落とし家宝にする所存であります
 

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2009年01月06日 日記 トラックバック(0) コメント(0)












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