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お知らせ ENGINE EYE 阿部嘉昭のブログ

お知らせのページです。

お知らせ

 
あとにしるすような総勢12人の大所帯で回した連詩
(「連詩大興行」と名づけています)が
このほど計36篇満尾のかたちで完成、
ネットアップされました。

http://www.geocities.jp/renshidaikogyo/

今回のアップは先に完成していた「身頃の巻」につづく第二弾、
タイトルは「星の産声の巻」と名づけられています。

念のためこの連詩の運びの規則を書いておきますと

・次走者は前走者の語句、フレーズを部分引用しつつ
その文脈を変えることで詩想を(微妙に)継ぐ

・担当詩篇のどこかに当事者は自分の「現実」を盛る

・トータル30行のスペースで書く

の三点です。

学生や大学卒業からさほど時間を経っていない者も交えた、
多経験/少経験混合のアナーキーな面子が自慢。
具体的に今回の担当順でいうと、

・松本秀文
・松岡美希
・依田冬派
・明道聡子
・黒瀬珂瀾
・三村京子
・森川雅美
・杉本真維子
・小川三郎
・湯川紅実
・阿部嘉昭
・小池昌代

となります。

この分量の詩篇をかさねてゆく連詩ならば
やはり屈曲を孕んだ線型的進行の妙味が注目になります。
書かれてゆく詩篇の多くは
書かれた時期をそのまま反映しているため
何か大きな季節進行のなかに
全篇が連なっているともみえるとおもいます。

真維子さんの二巡目から
「生まれたときのこと」への感慨が
別角度から書かれていった一連の流れ、
それと終わりかたがよかったかなあ。

みんな頑張ったけど
今回のとりわけの功労者は
珂瀾さん・真維子さん・三村さん・小池さん、
それと僭越ながら僕だとおもう。

こういう連詩は一回流し読みしても
「付け筋」がなかなか捉えきれないかもしれません。
できれば、プリントアウトしてもらうか
あるいは前篇-当該篇で
同じ語・フレーズに注目して
ややゆっくりと読んでもらうかだとおもいます。
そうすると共同創作の面白みが
じんわりと伝わってくるとおもいます。

もう一度、アドレスを貼ります。

http://www.geocities.jp/renshidaikogyo/

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ついでに近況報告:

昨日・土曜日は学校のガイダンス臨席ののち
女房と待ち合わせ、 石神井公園へ。
それからバスで吉祥寺。
井の頭公園の花見の盛況もみました
(こっちはもう夜桜の時間だった)。

その後はヨドバシカメラ裏の薩摩料理屋さんで
鹿児島焼酎をちびちびやりながら
「トンコツ」(ラフテーのようなもの。
豚バラを大根などと味噌と焼酎と黒糖で
四時間煮ている。
脂がほぼ抜けて実に美味だった)や
「鰹の腹皮」(鮭でいうハラスの部分を焼いてある。
塩がつよく打ってあり小皿の酢と相性が良い)などを食べた。

おかみさん(料理人でもある)と女房の気が
変に合ってしまい、おかしかった。

今日・日曜は朝も早よから
高崎線北本を起点にしたJRによる
「駅からハイキング」に参加。
こちらも、花見をウォーキングにからませたプラン。

天然記念物の桜を二本みる。
桜まつりの会場の出店で買い食い。
満開の桜ならたぶん一万本以上をみた。

途中、湿地にわたされた木道を歩いたり、
強風の河原を歩いたり
もぎたてトマトのサーヴィスにあずかったり。
合計12キロの道程。

桜もソメイヨシノだけでなく種類が豊富で
加えて菜の花の群生が途中で多々あったり
群生する菫の紫やプラムの白い花にも眼を奪われたり。

日本の春はじつに色が多いなあ。

いまは花ボケ、桜ボケに近い状態になっている。
再来週からは授業開始だ。
週明けには入門演習の教材選びを真剣にやって
転記打ちなどにも励まねば。

正月以来、採点作業を途中に挟んだものの
禁煙治療にかこつけて異様な読書三昧だった。
襟を正して読了した重ための本も百冊くらいある。
でもまあこの天国もそろそろおしまいだなあ
 

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2009年04月05日 日記 トラックバック(0) コメント(0)












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