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ずっと考えている ENGINE EYE 阿部嘉昭のブログ

ずっと考えているのページです。

ずっと考えている

 
 
昨日、「詩手帖年鑑号」が届き、
「今年の収穫アンケート」を
卒論チェックのあいだ拾い読みした。

僕の詩集詩篇を収穫に掲げたひとは
10数人(精確には算えていない)。
正直、20人以上の大台を狙ってはいた。
となると以後の発言力もますためだ。
詩集送付リストが不味かったのかなあ。
アンケート回答者中
未送付のひとが相当多かった。

ただし僕の敬愛する詩作者が
僕の詩集を掲げてくれたのは嬉しい。
敬称略・順不同でおもいつくまましるすと

杉本真維子、萩原健次郎、松岡政則、
松本秀文、浜江順子、海埜今日子、
高岡修、武田肇、倉田比羽子、 渡辺玄英、
斎藤恵子、広瀬大志、岩佐なを、山田亮太・・・

僕はこのひとたちの
詩のパステーシュができるわけではないけれど、
その詩篇の呼吸はすごくリアルに感じることができる。

つまり、同属相知る、の流儀で
僕が自作の呼吸を測るように
そのひとたちの呼吸をも測り
感動・陶酔・納得・憧憬にもってゆかれるのだ。

もともと世代のちがうワカランチンとして
僕と年長世代にはたがいに接点がないかもしれず、
年長世代が僕の詩集を掲げることを期待していない。
いないが、「世代間闘争」みたいなキナ臭さが
とくに若手詩人の気分を領しているとはおもった。
淋しいことだ

となって、昨日いらい考えていること

個人攻撃ではないが、
たとえば小川三郎さんは
なぜ僕の詩集をベストに掲げなかったのだろう。
あるいは廿楽順治さんは
なぜ「展望」記事で僕の詩集に触れなかったのか

謙虚に考えれば当然、僕の詩作に非があるのだろう。
つまり「友人」だから
社交辞令として挙げろ、といっているわけでもない。

ただし僕は彼らの詩の良き理解者で
とりわけ彼らとは同属性がつよいと自負している。
「同属」の定義から似た感触を、
彼ら自身ももっているものとおもっていた。
つまりリテラシーが追いつかなかったわけではないだろう。

換言すると、同属が一体化して一種の力となる。
そういう動きの形成を
彼らはあまり重要視しないのだろうか。
むしろ「同族嫌悪」が働く・・とでもいったことだったのか・・

たしかに詩の書きかたは難しい。
時代にフィットしつつ
しかもそれが新倫理の発明でなければならないからで、
上記、僕の詩集に言及してくれたかたがたは
みな詩を、過剰な文学にしないような
縮減的抑制装置をもっている。
そういう流れがもっと詩に
つよく形成されればいいとおもっている。
となると廿楽さん・小川さんのことが
よくわからない

う~ん、書き込み欄に、とはいわないが、
一度、小川さん・廿楽さんには
僕の詩集の批判を聞いてみたい。
彼らなら虚心坦懐に語ってもくれるだろう

さて「収穫アンケート」では
パッと見の印象では
杉本徹さんの『ステーション・エデン』が圧勝。
歴程賞受賞のタイミングがよかったのかもしれない。

それと松岡政則さんの『ちかしい喉』の評価が高いのも当然として
田中宏輔さんの『The Wasteless Land. Ⅳ』を
数多くのひとが掲げていたのも
我がことのように嬉しかった。

あつすけさん、おめでとう
 
 

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2009年12月02日 現代詩 トラックバック(0) コメント(0)












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