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砂糖壷の唄 ENGINE EYE 阿部嘉昭のブログ

砂糖壷の唄のページです。

砂糖壷の唄

 
 
【砂糖壷の唄】


思い出をしていると、
そこに何か難しいものが
入ったとしても気づきません。
頭を水平にしようとしても
斜めをあらわしてしまう
魔物などもあるのです。
おかげで口のまえの結びが
砂糖だ。ほどけだす。だから
壷になった自分もおもいます。
きっと月光にひかっている匙です。
いがいにも匙と些事の同音です、
自分が思い出の鍵にしているのは。
戸口でまちかまえているのは
足もようのトランプみたいな。
絵札、数からもちあがったものです、
それが幾ひきかの猫の形状を
伴奏にしてつれだしてゆくので
むずかしさを難しさのまま忘れます。
順序はこう、入る・寝る。
とびこむ前段もあるのかしれない、
たてじまに入る・寝る、それだけ。
数がきらいなので
思い出はかぞえないのです。
ひそかに瀧をみています。
 
 

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2010年03月08日 現代詩 トラックバック(0) コメント(0)












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