短歌演習のために【4】 ENGINE EYE 阿部嘉昭のブログ

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短歌演習のために【4】

 
 
終末が恋ではなくて、便意あるS字結腸なことのうれしさ



ひつくりかへしてもあなたはみづうみと沼のやうに似てる、(初夏だな



デパ地下のケーキに視線をうばはれて眼ダマふたつがケーキぢやないか



「空の階段つて虹の隠喩ですか」「わからない、でも雲でもないな」



五月生まれは出自に光をふくんでる。眼をつむつては光をみてゐる。



禄でもないから七面倒をひきうけて七面鳥の荘厳、わたし。



天国のとびらを千回ノックされ吐息をみだす君のぜんたい



脳みその容量といはれ泣く者の何といふ涙の容量だつたか



死にかはり生まれかはれるゆくたてもふたつのからだのあひの音楽



着メロを胡桃割り人形にして以来きみのしらせも金槌めいて





おなじみ、自ら開く短歌実作演習のための参戦作。
上、十首をつくるまえに
斉藤斎藤さんの『渡辺のわたし』から
秀歌選プリントをつくっていて
それでおもいっきり、
からだが口語モードになってしまっていた。

じつはこれまでの参戦作品は
口語と文語、ぎりぎりの中間/混淆をねらっていたのだけど、ね。

ま、いいか♪

しかし口語短歌へのスタンスをはっきりさせんとなあ。。。
 
 

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2010年05月14日 現代詩 トラックバック(0) コメント(0)












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