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歌仙独吟・上 ENGINE EYE 阿部嘉昭のブログ

歌仙独吟・上のページです。

歌仙独吟・上

 
 
1 迎ふるに火をもつてする秋の門


2  千年の空あきつ流れて


3 背伸びして歩く嫦娥の天心下


4  夜長と競ひ鬚もかげりぬ


5 梨といへ食卓の燈のあかるさを


6  魚棲まぬ世の田畑の広さ


7 托鉢の鉢に糸遊きらめきて


8  春飲食に草のにほひす


9 けむりの身ひかりとなさん聖霊会


10  なにの供養か柳のゆれも


11 萍の浮き初むる日に女児を得て


12  橋ゆ菖蒲を見やるこの頃


13 刃物研ぐ蒼みの須臾を夏つばめ


14  すゝきのはるか簪ひかる


15 月とゐる独居に黄色あふれたり


16  むかご炊きこむ飯のさきはひ


17 花明りして事もなし俤は


18  持ちはこぶにも風船かろし




立教の演習授業で
参加者と連句をつくり
アタマが歌仙気分になっていて、
あそびで独吟を巻いてみた。
いずれ祝言までの三十六句を
「下」として完成させよう。

そろそろ来年の大教室授業を
構想しなければならないのだが、
昨日、試写への道の夕立のなか
とつぜん啓示をうける。

音楽授業は「バンド音楽について」にしよう。

バンドメンバーの個性によって
バンド音楽がどう形成され消滅していったのか。
ビートルズ、ザ・バンド、第一期マザーズ、エクスペリアンス、
リトル・フィート、ゆら帝、第一期東京事変、
それと現役だが
アナログフィッシュ、モールス、キンクス、三村京子・・・

なかなか「政治学的な」音楽授業にもなりそうだ。

マンガ講義のほうはもう決めてある。
「ガロ系の作家たち」。

いずれにせよ、立教での最後の任期なので
集大成的授業にしたいなあ
 
 

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2010年10月14日 日記 トラックバック(0) コメント(0)












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