ラブホテル ENGINE EYE 阿部嘉昭のブログ

ラブホテルのページです。

ラブホテル

 
 
【ラブホテル】


覆いかぶさってゆく者の
うそざむい心象が
ばさばさと鳴り、羽根が舞う
夜の底がしろいと
しめすだけのおんなへ
どちらが紙かを問うために
斜方の鏡をまきこんで
てごめの折り紙がはじまる
内臓からにくづきが欠け
ただうすい内蔵となってゆく
二枚の紙だ
そのあいだの引圧のようなもので
ほとけが浸水してゆき
紙の白と黒も重みとならないまま
夜間の池へハスとしてうかんだ
くしゃくしゃになった
屑よりおろかに
性愛(失策)のあとは
朝よ
やみくもにおまえの喉がかわく
 
 

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2011年06月01日 現代詩 トラックバック(0) コメント(0)












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