猫 ENGINE EYE 阿部嘉昭のブログ

猫のページです。

 
 
【猫】


油田とはいかなる田であるか
花あやめさくら鱒、と呪文をとなえ
しろくけぶるものらであぶらくさくなってゆく
とうにみどりだけになった藤棚を
のれん気分でかきわけ前にでることが
雲の日は舞台からの遠国油田で
一身の火ならただ短冊のかたちにみせるが
ひるにたべたのは脳にうかぶものだけだった
白炎の気軽さがおよそそんな郷党心なので
化けるようにもますますあぶらくさくなってゆく
 
 

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2011年06月08日 現代詩 トラックバック(0) コメント(0)












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