かいな ENGINE EYE 阿部嘉昭のブログ

かいなのページです。

かいな

 
 
【かいな】


ただよい疲れて撓っている部位が
しぐさの体側にはあるものだ(つまり腕。)
回顧的にいうとそれらは渚や湾でもあって
音のないままくずれてゆく波形として
きらめいているものを塵芥型に抱き寄せる
その身ぜんたいが円没する楽器にみえて
腕の双数性は身の芯へしずかな奥行きをなすが
期せずしてひとになしてしまう「おいで」が
まねきよりも物足りないのも、撓りにかたちの
減数があるためだ(それらこそ伝染する。)
 
 

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2011年09月05日 現代詩 トラックバック(0) コメント(0)












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