日記 ENGINE EYE 阿部嘉昭のブログ

日記のカテゴリーです。

メモ94

 
 
94
 
とりかごをかなでるようにふとみえる
たてごとはだきごこちがうまく添い
瑞鳥ながれやまぬいくつものかなたに
まどおくふかいなにものかをおいて
ないことのあいださえ糸竹でひからす
 
 

2018年06月16日 日記 トラックバック(0) コメント(0)

メモ93

 
 
93
 
途中は恥しいので消滅後をみてくれ
ふるびた始祖鳥にそうつげられて
思いそのものをとおくおもいながら
まなざしはそらの奈落をくだった
 
 

2018年06月15日 日記 トラックバック(0) コメント(0)

メモ92

 
 
92
 
天へときえたロンドの跡地には
むすめらの靴がおおくのこり
墓原さながらあれはてているが
しろみがかりぼやけた雨足が
おのれの幽玄を靴に容れて
さみしくまわろうともしている
 
 

2018年06月13日 日記 トラックバック(0) コメント(0)

メモ91

 
 
91
 
クセのようなものだが空咳をすると
しきつめられた灰が林野をはねて
する者と聴く者そんなふたりにふえ
はるかという域にさえいるのだと
泉下がのみどをあかるく超えいでる
 
 

2018年06月12日 日記 トラックバック(0) コメント(0)

メモ90

 
 
90
 
じさつするタイプのイヌかもしれない
つかれとうれい、その度合がすぎて
ほとりにちかづくとはおそれがうまれ
恐水もひとつの形而上学とわかる
あめがふりだすとみんなあめのむこう
 
 

2018年06月11日 日記 トラックバック(0) コメント(0)